伝統を現代の暮らしに
「傳」DEN
- ・ 小石原焼の代表的な伝統技法の飛び鉋
- ・ 呉須の色は過去から繋がる伝統や始まり
- ・ 化粧土の白色は新しい時代をあらわして
このコンセプトを基にブランド「傳」を立ち上げました。
江戸初期より始まる小石原焼は粘土の特質を活かした荒物を
水甕、片口、擂鉢などの生活に欠かせない焼物を作ってきました。
民陶というわの強い小石原焼に呉須の色を加えることでモダンなデザインになりました。
和洋折衷の今の暮らしに合う器です。
傳」はより白を際立たせるために、濃いめの化粧土を裏表に塗り重ねています。
下絵具の呉須の濃さ、呉須を塗ってからの飛び鉋、
削りかすでの呉須の汚れなど通常の物より、より手間と時間をかけています。
最後の焼成は窯の中で、火の神様にたくします。
それでも焼き上がって窯から出してみるまでは解りません。
丹精込めて作り上げた器です。
どうぞ日々の暮らしの中でいつくしんでください。
筑前小石原焼 やまさん 柳瀬窯元
柳瀬 眞一